あおいろ散歩

旅行とか実体験とか感想とか、私「あおい」の雑記ブログ

旅行者から見たトルコと日本の似ているところ・違うところ

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今回、トルコ・イスタンブールへ旅行に行ってみて「日本とトルコって似てるな」「でも全然違うところもある!」といろんな発見をしました。

そこでこの記事では、文化や生活面の共通点・相違点ではなく、旅行で感じた共通点

・相違点を紹介します。

この記事を読んで「トルコに行ってみたくなった!」「トルコ旅行のことを思い出した!」となってもらえたら幸いです!

 

 

トルコ・日本の似てるところ

イスタンブール旅行で気づいた、トルコと日本の共通点を紹介します!

 

ごはんがおいしい

日本のごはんっておいしすぎないですか?

和食はもちろん、中華や洋食、エスニックなんかもおいしい。

ネパール人が経営するカレー屋さんも多いですし、韓国料理が充実しているエリアもある、新大久保とかね。

まあ、長く住んでいる日本という国のごはんに適合した舌になっているだけ、ということもあるでしょうけど。

 

そんなおいしい料理に囲まれている日本人、海外旅行に行くと「ごはんが口に合わない!」というケースも多いです。

でもトルコはすごくごはんがおいしくて、日本人の口にも合いました。

やっぱり世界三大料理の一つだけありますね

 

▲イスケンデルケバブ(パンの上に牛肉を乗せてトマトソースをかけた料理。ヨーグルトソースを絡めて食べる)

 

▲アイラン(塩気がきいた飲むヨーグルト)とライスプディング(お米を牛乳で煮たスイーツ)

 

割と物価が高くない

日本は食料品や電気代などの物価が年々上がってきていますが、そこまで大変かというとそうでもない。

特に地方なんかは、物価も家賃も安くて住みやすいです。

物価は上がっているのに賃金は上がってないのが解せないですけどね

 

トルコも、物価が年々増加しているものの、リラ安でリラの価値がどんどん下落しています。

そのため、食べ物や交通機関の運賃、観光スポットの入場料など、日本と比べても圧倒的に安く感じました。

日本からの旅行者としては嬉しいですね

 

交通機関が便利

今回トルコで観光したのはイスタンブールだけですが、イスタンブールはバスや電車が発達していて、観光地に行くのにとても便利でした。

 

日本も、都会は公共交通期間が充実しているので、どこでも行けて利便性が高いですよね。

地方から東京に来た私からすると、どこでも電車で行ける東京は非常に魅力に感じます

 

ただ、イスタンブールの市内バスは少し運転が乱暴なこと・時間通りに来るわけではないということは、日本とは違う点です。

また初乗り料金が驚くほど安く、それでいて2時間以内に何度も乗り換えするとその分さらに安く利用できるところも日本とは違いますね。

 

2023年7月時点で1TL=約5.3円。圧倒的な安さ

 

ぼったくりや押し売りがある

日本でも、悲しいかなぼったくりや押し売りがありますよね。

関内にあった今は亡きチェーン着物店でも、店長や複数人の店員に囲まれ、お店の奥らへんで押し売りされた思い出が…

渋谷のごはん屋さんでも、キャッチについて行ったせいでぼったくられました…

 

トルコでも、日本人を狙ったぼったくりや押し売りが相次いでいます。

ぼったくりバー、絨毯やスカーフの押し売りなど…。

私もイスタンブールのスルタンアフメット・ジャーミィ(ブルーモスク)近くで、実際にぼったくりや押し売りに遭いました。

そのときの手口についてはこちらの記事で紹介しています。

aoirosampo.com

 

トルコ・日本の似てないところ

やっぱり遠く離れた異国の地、似ているところよりも似ていないところのほうが多かったです。

以下では、トルコと日本の相違点を紹介します!

 

野良猫と野良犬の人なつっこさ

トルコ=猫天国という印象を持っている人も多いと思います。

イスラム教で猫を敬愛していることもあり、実際に野良猫がたくさんいます。

イスラム教では犬を嫌っているのですが、トルコは例外で、野良犬も多くいました。

狂犬病の注射をしたマークとして、耳にタグがついている犬もかなりいました。

 

野良猫や野良犬にエサをあげたり、家を作ってあげたりする人も多数います。

野良猫や野良犬も人慣れしているので、撫でても嫌がらず、そして向こうから「撫でて」と寄ってくることも多かったです。

 

日本では野良犬はめったに見かけませんし、野良猫を触ろうとしても逃げますよね。

なので、日本にいると全然動物を触る機会がなく…。

そのため動物好きの私としては、トルコは楽園でした。

トルコでも日本でも、野良猫や野良犬などを触る際はじゅうぶん注意してくださいね

 

▲トルコの野良犬、大体寝てる


▲店先のお猫様

▲子猫たちのお戯れ

 

街のきれいさ

トルコは外で歩きたばこをしている人が非常に多かったです。

そのままポイ捨てするので、道は吸い殻だらけ…。

遠くから見る分にはとてもきれいな街なのですが、近くに行ってみるとそれほどきれいとはいえませんでした。

 

また、野良猫や野良犬に優しい国であることも、美観を損なう原因の1つとなっています。

トルコでは、猫や犬にエサをあげる人が多いんですよね。

食べかけのパンを猫や犬にあげている人もいました。

猫や犬は食べきれないのか、はたまた好き嫌いがあるのか人が置いて行ったエサを食べないことも多くて、そこらへんがエサやパンにまみれていました。

路地裏などは、猫のおしっこのにおいが強いところもありました。

それもまた一興…

 

通じる言語

トルコの公用語はトルコ語ですが、英語も通じます。

私は英語をはじめとする日本語以外の言語では全くコミュニケーションが取れないので、

トルコに行ってみて、日本語が通じるありがたさを実感しました…。

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トイレのきれいさ

日本ではトイレットペーパーを流せますが、トルコでは流せないのが基本的です。

トイレットペーパーは近くの大きいゴミ箱に捨てるので、衛生的にいいとはいえません…。

 

日本でいう和式トイレに似た「イスラム式トイレ」では、日本とは違い、水をバケツに入れてそのままトイレに流さなければなりません。

そのため、床がびしょびしょに濡れていました…。

ワイドパンツやロングスカート、ロングワンピースなどを着ている人なら発狂ものかもしれませんね

 

また、日本ではほとんど見かけない有料トイレが多いのも、トルコ・日本の違うところです。

有料だからといってきれいだとは限らない…

 

治安のよさ

やっぱりトルコは外国なので、夜間や人通りの少ないところを女性一人で歩くのはやめておいたほうがいいでしょう。

スリやセクハラなどの危険性もあります。

ただ、安全対策をしっかりすることで、スリやセクハラなどの危険性はグッと下げることが可能です!

女一人旅の安全対策については、下記の記事を参考にしてください。

 

aoirosampo.com

 

女性一人でも夜に出歩けて、なおかつ荷物を床やテーブルなどに置いても盗まれるリスクが低い日本のありがたさが身に沁みてわかりました。

 

シャワーの水圧

初海外で気づいたことが「日本はシャワーの水圧が強い!」ということです。

私が泊まったイスタンブールのホテル「ハンプトン バイ ヒルトン イスタンブール ゼイティンブルヌ」では、少し水圧が弱かったこともあり、じゅうぶんに体が温まらない&シャンプーやボディソープを流すときに時間がかかりました。

 

ただ、水圧があり得ないほど弱かったり、お湯が出なかったりすることはありませんでした。

水はけもよく、長い間シャワーを浴びたとしても水たまり状態になることはなかったのでおすすめです!

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水道水の飲用

日本では水道水を飲んでもいいといわれていますが、トルコの水道水は飲むことに適していません。

 

日本の水質は非常にいいです。

なので、海外の水でうがいや歯磨きをすることは体に合わない可能性があります。

私もおなかを壊すのは避けたかったので、ホテルが用意してくれていたミネラルウォーターや現地で買ったミネラルウォーターを歯磨きに利用しました。現地で買ったら500mlの水が7TL(2023年7月時点で約40円)でした。安い!

 

ファッション

日本っておしゃれな服を着ている人が多いですよね。

服の色や柄、ヒールの高さなども多種多様で、着こなしも人それぞれ。

タンクトップやミニスカート・ショートパンツでほどよく肌を見せている人も珍しくないです。

 

ですがトルコの人たちは、観光客っぽい人を除いて、色や柄などシンプルな服ばかりでした。

5月で寒かったこともあり、露出も控えめ。

ただイスティクラル通りの服屋さんではカラフルな服や、派手な柄の服を多く売っていました

▲イスティクラル通りの服屋さんで見つけた、色と柄が派手な服。(スカーフは、ブルーモスクに入るために身につけています)

安全対策のためにも、派手な服は着たらだめ!と思っていても欲求を抑えられず、着て観光しました。

行った場所がぼったくりや押し売りの多い地域だったということもあると思いますが、案の定押し売りやぼったくりに声をかけられました。

 

また、トルコの国民のほとんどがイスラム教徒です。

イスラム教では、基本的にボディタッチは禁止されています。

しかし「イスラム教徒ではない外国人なら触っていいのか!」と自分の都合がいいように解釈をする輩も多いんです…。

そのため、露出が多いとセクハラをされる危険が高まります。

日本にいるときと同じようなおしゃれな服を着たいと思っていても、トルコに行くときにはシンプルな服を選ぶことがおすすめです。

 

知らない人のラフさ

日本でもキャッチやナンパなど知らない人に話しかけられるケースがありますが、

トルコではそういった迷惑な人じゃなくて、バスに乗っている人や歩いている人など、そこらへんの住民から気軽に話しかけられるんですよね。

「ニーハオ!」「アニョハセヨ日本~」と東アジアの言葉で話しかけてくる店員さんも複数人いました。

日本だと知らない人との会話なんてほとんどないので新鮮でした

 

まあキャッチやナンパがなかったとはいえ、ブルーモスク周辺ではぼったくりや押し売りなど迷惑な人に話しかけられる場面も多かったですが…。

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あ、親切なおじさんかと思っていたらナンパおじさんに豹変したケースもありました…。(詳しいことはこちらで触れています)

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まとめ|日本とトルコの似てるところ・似てないところ

トルコ・日本の似てるところは、ごはんがおいしいこと、それほど物価が高くないこと、交通機関の利便性が高いこと、そしてぼったくりや押し売りがあることです。

反対に似てないところは「野良猫と野良犬の人慣れ度」「街のきれいさ」「通じる言語」「トイレの衛生面やきれいさ」「治安のよさ」「シャワーの水圧」「水道水を飲めるか」「ファッション」「知らない人のラフさ」です。

 

とにもかくにもトルコ・イスタンブールへの旅行は非常に楽しかったので、みなさんもぜひトルコ旅行に行ってみてください!