海外旅行に行った際に、SIMかグローバルWiFiのレンタルWi-Fiのどちらを使うか迷いました。
スマホはpovo2.0を利用して使っているのですが、povo2.0は海外ローミングに対応しておらず、利用を断念…。
そこで、手軽に利用を開始できるレンタルWi-Fiを選びました。
しかしSIMを使わずレンタルWi-Fiだけを使ったことで、後悔したことがあります。
この記事では、レンタルWi-Fiを使って後悔した事例を紹介します。
ただ、グローバルWiFiの性能自体はよかったので、グローバルWiFiのよさについても触れます。
海外旅行に行く際は、ぜひ参考にしてください!
- モバイルWi-Fiを使用して後悔したこと
- プリペイドSIMカードだけでもアリかも
- 【国際通話可能】楽天モバイルを契約してみた
- 利用したモバイルWi-Fi「グローバルWiFi」自体はよかった!
- まとめ|レンタルWi-Fiで後悔したこと
モバイルWi-Fiを使用して後悔したこと
海外旅行で、SIMを使わずモバイルWi-Fiのみを利用して後悔したことは下記の通りです。
以下では、モバイルWi-Fiの後悔を、実体験を交えながら解説します。
電話やSMSがつながらない
SIMカードを買ったり、携帯電話会社の海外パケットプランを利用していたりしなければ、電話番号を使うことはできません。
そのため、電話やSMSもつながらないんです。
電話やSMSがつながらず困ったことは下記の通りです。
電話が使えないことで困ったケース
私は、急なハプニングでフライトを変更しなければならなくなったのですが、航空会社にフライト変更の電話をかけられず奮闘しました。
空港職員さんに電話を借りてもよかったのですが
「チップは必要なのかな」
「英語が全くできないから空港職員さんに言っても通じないかも」
と躊躇してしまい、助けを求めることを諦めました。
最終的には日本にいる知人に助けを求めてなんとか事なきを得ましたが、自分で電話ができないのはとても不便でしたね…。
ちなみに、電話できず困るのは、私のような急なフライト変更のときだけではありません。
事故や、パスポート・クレジットカードの紛失などのトラブルが起こった際にも、警察や日本大使館に電話をかけられないので大変困ります。
SMSが使えないことで困ったケース
SMSを利用できないことで私が苦労したのは、Uberなどのタクシー配車アプリに登録できなかったことです。
タクシー配車アプリを使うにはSMS認証が必要です。
SMSが繋がらなければSMS認証ができず、タクシー配車アプリも登録ができないんです。
流しのタクシーはぼったくりの心配がありますし、今回私は女一人で海外旅行に行ったこと、そして英語が喋れないので、タクシー配車アプリだけを使いたかったんですよね。
SMS認証もできないし、もしできたとしてもタクシー配車アプリを現地でインストールするとモバイルWi-Fiの通信容量をオーバーする危険性がある…。
バスや電車などの公共交通機関が発達している国に旅行に行ったからなんとかなりましたが、やっぱりタクシーのほうが便利です。
タクシー配車アプリにはあらかじめ登録してから行くべきだなと感じました。
また、無料Wi-Fiの利用や、ホテル・レストランなどの予約の際にSMSが必要になる事例も多いので、SMSを使えないと非常に不便に感じます。
荷物になるため盗難や紛失の危険性がある
私が今回利用したグローバルWiFiのWi-Fiルーターの重さは約220g。
充電器やケーブル、説明書などと一緒にケースに入れて持ち運ぶと、意外とかさばるんですよね。
荷物が増えることで、移動の負担にもなります。
そして、盗難や紛失、故障などの危険性もあります。
モバイルWi-Fiの電源を入れた後は、何回も操作することがないので、盗難や紛失をしてもすぐに気づきません。
精密機械なので、水濡れや衝撃に弱く、故障してしまうケースも珍しくないでしょう。
盗難・紛失に遭ったり壊してしまったりすると、修理代や弁償代を請求されるおそれがあります。
私はWi-Fiルーターの盗難や紛失を防ぐために、セキュリティポーチに入れて持ち歩いていました。
セキュリティポーチは首から下げていたので、首が痛かったです…。
首下げタイプにも、ウエストポーチタイプにもなるセキュリティポーチです。盗難を防げるのはもちろんですが、スキミング(クレジットカード情報の抜き取り)防止素材が施されているので安心感が違います!
バッテリー切れの心配
長時間Wi-Fiルーターを持ち運ぶ際はバッテリー切れが心配です。
バッテリーが切れるとWi-Fiルーターを使用できなくなるので、バッテリーの残容量には十分に注意が必要です。
Wi-Fiルーターの種類や環境によってもバッテリー持ちが異なるので、メーカーが公表している時間よりも早く消耗してしまうこともざらにあるんです。
充電器やモバイルバッテリーを持ち歩けばバッテリー切れのトラブルを避けられるのですが、いかんせん荷物がかさばりますからね…。
プリペイドSIMカードだけでもアリかも
国際ローミングができる携帯電話プランを選んでいなくて「海外でも電話できるようにしたい」と考えているなら、
個人的には、レンタルWi-FiよりもプリペイドSIMカードを選ぶほうが得策だなと感じました。
というと、海外用のプリペイドSIMカードの中には、下記のように通話可能なものもあるんです。
しかし、プリペイドSIMカードにはメリットだけではなくデメリットもあります。
どちらも把握した上でモバイルWi-FiかプリペイドSIMカードを選ぶかを決めましょう!
SIMカードのメリットとデメリットは下記の通りです。
モバイルWi-FiよりもSIMカードのほうがコストを抑えられます。
それに、モバイルWi-Fiとは違って荷物にもならず、盗難や紛失のおそれがないところも嬉しいですよね!
(プリペイドSIMカードを入れたスマホごと盗られると終わりですが)
現地でプリペイドSIMカードを購入するのは、言語の違いや手続きの複雑さなどが相まってハードルが高いです。
ただ、日本であらかじめプリペイドSIMカードを購入することもできるので、不安な人は日本で買っておきましょう!
また、プリペイドSIMカードを利用する間は電話番号が変わるので、日本からの連絡がつきにくくなるのも難点ですね。
【国際通話可能】楽天モバイルを契約してみた
私は海外旅行に行くのが趣味になりそうなので、思い切って国際ローミングができる「楽天モバイル」に乗り換えてみました!
楽天モバイルのように国際ローミングができる携帯電話プランを選択すると、
レンタルWi-Fiを使う際の「電話やSMSが使えない」「荷物がかさばって盗難や紛失のおそれがある」「バッテリー切れが心配」というデメリットと、
プリペイドSIMカードを使う際の「電話番号が変わる」というデメリットの両方をカバーできるんですよね。
近々韓国旅行に行く予定があるので、楽天モバイルを使ってみた感想は後々違う記事に書こうと思います!
書いたときにはこの記事でお知らせするので、ぜひそちらもチェックしてくださいね。
利用したモバイルWi-Fi「グローバルWiFi」自体はよかった!
散々モバイルWi-Fiの愚痴を語ってきましたが、下記のような人にはモバイルWi-Fiがおすすめです。
また、今回利用したグローバルWiFi自体もよかったので、使ってみた感想から、グローバルWiFiの魅力を解説していきます!
料金プランやオプションが複数ある
まず、1日のデータ通信量のプランは
と4つあります。(3Gプランは通常プラン・大容量プランのみ)
「無料Wi-Fiに接続することが多いから通常プランで!」「パソコンにもつなげたいしSNSに写真も都度アップしたいから無制限プランで!」というように、自分に合ったプランを選べるのが魅力です!
私はパソコンも使いたくて超大容量プランを選びましたが、パソコンを使いすぎるあまり超大容量プランでも足りない日がありました。ただ、すぐにチャージできるので不便はありませんでした
さらに、渡航先が複数ある場合には「周遊旅行プラン」を選べるのも嬉しいポイントです!
下記のようなオプションもあります。
私はこの中で、乗り継ぎ(トランジット)オプションのみ追加しました。
このオプションを追加すれば、乗り継ぎ時にもインターネットが利用できて便利です!
乗り継ぎの待ち時間にもSNSや、パソコンに接続しての仕事ができたので暇つぶしができました
補償制度がある
モバイルWi-Fiをレンタルすると、ルーターの盗難や紛失などのおそれがあります。
ですがグローバルWiFiには補償制度のオプションがあります。
補償制度のオプションを選ぶと、盗難や紛失、故障などの修理代や弁償代が100%または80%免除されるので、トラブルの際にも安心です!
私はできるだけ安く済ませたかったので、補償制度のオプションは追加しませんでした。ですが心配性ということもあり、万が一のことが起きるかも…とビクビクしっぱなしでした
すぐチャージや延長ができる
データ通信量を使い切っても、専用ページから容量の追加購入ができるので安心です。
追加購入した容量が余ってしまったら「繰越クーポン」がメールで送られてくるので、無駄な出費もありません。
使った容量の確認も、専用ページや、毎日送られてくる利用実績のメールから確認できます。
ただ、専用ページはインターネット接続しないと見られません。
私も、何度も容量の追加購入をしました。容量を使い切った後に購入の手続きをすることもありましたが、時間がかかり不便でした
容量を使い切る前に購入手続きをするか、無料Wi-Fiに接続しての購入手続きをおすすめします
帰国日の延長の際も、電話やメール、LINE、マイページ、帰国日延長連絡用フォームなどからすぐ連絡でき、手軽に延長の手続きを済ませられます。
私も実際に延長しましたが、名前・電話番号・メールアドレス・帰国日などを入力するだけの簡単な手続きだったので助かりました
対応国が多い
なんとグローバルWiFiは、200か国以上もの国で使用できます!
これだけ対応国が多ければ、だいたいの海外旅行や海外出張の際にも問題なく使えます。
乗り継ぎ(トランジット)オプションに対応している空港も複数あるので使い勝手がいいです。
空港で受け取りと返却ができる
「出発準備を早めに終わらせたい」と考えている人は、宅配やコンビニでの受け取りがおすすめです。
返却に関しては、宅配ではできますが、コンビニではできません。
ただ、個人的には空港で受け取り・返却をしたほうが便利だなと感じました。
私は実際に空港のカウンターで受け取り、空港の返却ボックスで返却をしました。
手間や時間をかけず、すぐ受け取りと返却ができるのはやはり強いです。
カウンターや返却ボックスも国内19空港に設置されています。
また、ハワイや韓国では現地で受け取り・返却ができるので非常に便利です!
速度に問題なし
グローバルWiFiは、現地の通信会社との提携なので、高速で安定した通信ができます。
たまに遅いときもありましたけどね。まあ、どのレンタルWi-Fiもそんなもんだと思いますが
現地の情報や道を調べるときもスムーズだったので、非常にありがたかったです。
海外からも24時間365日問い合わせできる
日本国内はもちろん、海外からも、LINEやSkype、メール、電話で問い合わせができます。
さらに、24時間問い合わせを受け付けているので、Wi-Fiルーターの使い方がわからなかったり、充電ができなかったりなど万が一のトラブルに遭った際も安心です!
まとめ|レンタルWi-Fiで後悔したこと
今回グローバルWiFiのモバイルWi-Fiを使用してみて「電話やSMSがつながらない」「荷物になるため盗難や紛失の危険性がある」「バッテリー切れが心配」など、複数のデメリットに気づきました。
特に、電話やSMSを使えないと万が一のときに困るので、プリペイドSIMカードや国際ローミングプランができる携帯電話会社のプランを選択することがおすすめです。
ただ、グローバルWiFi自体はよかったです。
「電話やSMSがつながらなくても大丈夫」「国際ローミングプランができる携帯電話プランを契約しているけどもっと大容量のデータ通信を行いたい」「簡単な手続きがいい」「複数人で利用したい」「パソコンやゲーム機にも接続したい」
そんな人はぜひグローバルWiFiを利用してみてください。