今回、20代前半の私が女一人で海外に行ったのですが、スリやセクハラなどの怖い思いをすることなく無事に帰ってこられました！
それもこれも、安全対策をしっかり実施したためです。
「女一人で海外に行ってみたい」「でも海外は日本と比べて治安がいいとは言えないから不安…」そう考えている人はぜひ読んでください！
【女一人旅の安全対策】身につけるもの編
まずは、服やアクセサリーなどで気をつけるべきことについて3つ解説します。
・半袖を着ない
自分の身を守るためには、露出を極力避けることが大切です。
タンクトップやミニスカート・ショートパンツなどはもってのほか。
私は半袖・半ズボンなども避け、終始長袖・長ズボンを着用して、安全対策を徹底しました。
長袖・長ズボンだと、セクハラを防げるのはもちろん、露出が多い服では入場できないモスクや教会などにもスムーズに入場できるメリットがあります！
やりすぎなんじゃない？って思われるかもしれないけど、自分の身を守れるのは自分だけ。女一人の海外旅行は危険がつきものなので、しっかり安全対策をおこないましょう
・派手な服を着ない
目立つ服を着ていると旅行者として目立ってしまいます。
「海外旅行に来ているんだからお金持ちなんだろう！手元にもお金をたくさん持っているはず」と考える人もいるので、旅行者として目立つと、危険な目に遭うリスクが高まります。
実際、観光スポットから少し離れた場所では、淡い色や暗い色の服を着ている人がほとんどでした。
とはいえ、観光スポットになると派手な色・デザインの服を着ている人をわりと見かけました。
服屋さんでも、カラフルな服、柄物の服を置いてあるところが多かったです。
▲派手な服を着ちゃだめ！って心の中では思っていたのに、現地で可愛い服を見るや否や買ってしまい即着た私。
服のせいか押し売りやぼったくりの声掛けが多かったです。
ブランド品やジュエリーなども要注意です。
お金持ちと認識されて、スリやぼったくりなどの標的に遭うリスクがあります。
せっかくの海外旅行なのでおしゃれしたいですが、安全のほうが大切ですからね…
・歩きやすい靴を履く
変な人に声をかけられたり、ぼったくりや押し売りに遭ったりしたときなどにすぐ逃げられるよう、歩きやすい靴を履くことがおすすめです。
行く場所によっては、階段や坂道が多く、ハイヒールやサンダルなどでは疲労が溜まります。
私が行ったイスタンブールの新市街も坂道が多かったです。スニーカーでも疲れました。ヨーロッパも石畳の道が多く、足に負担がかかるので、スニーカーやローヒールの靴など、歩きやすい靴で街歩きすることがおすすめです
また、海やプールなどに行く際には、脱げやすいビーチサンダルよりもマリンシューズがおすすめです。
ただし、ドレスコードがあるレストランや高級ホテルを利用する予定なら、ハイヒールはマスト。
「でも持って行くのは面倒」「そういうレストランに行くかは決まっていない」というときには、現地で素敵な靴を調達するのも、海外旅行を楽しむコツです！
【女一人旅の安全対策】身の回り品編
続いて、スマートフォンの使い方や荷物の管理など、身の回りに品に関する対策を6つ解説します。
・歩きスマホしない
歩きスマホをすると周りの景色に気づかず、転んだり、スマートフォンを盗まれたりする危険性があります。
現地の情報や道などを調べるためにスマートフォンを使うことは多いと思いますが、使う際は必ず立ち止まって、周囲の人や景色などに気を配ることが犯罪防止につながります。
ちなみに、私が行ったトルコ・イスタンブールでは、歩きスマホをしている人は全く見かけませんでした。ただ、通話しながら歩いている人は何人か見かけました
スマートフォンをうまく活用しながら、安全に旅行を楽しみましょう！
・リュックを前に背負う
トルコ・イスタンブールでリュックを前に背負っている人は、私以外には全くいませんでした…。
しかし前に背負っていると、常に荷物が視界に入っているため、安心感が全く違います。
そして、混雑した場所を歩くときにリュックを前に背負うと、安全なのはもちろん、周りの人に迷惑をかけずに済みます。
日本の通勤ラッシュのときにリュックを前に背負うみたいなイメージですね
バッグはしっかり閉められるものを選ぶこともポイントの1つです。
ボタンやファスナーがついていないトートバッグなどは、スリのリスクを格段に上げるのでおすすめできません。
ハンドバッグやショルダーバッグなども、バッグごと盗まれる可能性があるので避けたほうがいいでしょう。
ちなみに、トルコ・イスタンブールでは、現地の人っぽい人もトートバッグやショルダーバッグなどを使っていました。めちゃくちゃ荷物に気をつけることができる人なら、リュック以外のバッグもおすすめですが、私みたいな心配症の方にはぜひリュックをおすすめしたいですね
・リュック、キャリーケースに鍵をつける
キャリーケースは言わずもがな、リュックにも鍵をつけて旅行しました。
さすがにやりすぎ感あるかな…とも思いましたが、精神衛生上に大変よかったです。やりすぎでも、盗難に遭って大事なものをなくすよりかはいいですからね
リュックを後ろに背負っても安心できるところも、鍵をつけることのメリットです。
鍵を切断される恐れがあるかもしれませんが、切断されたときにわかるでしょうし、切断→盗難までの時間を稼げるので、結果的に盗難を防止できます。
リュックに鍵をつけるデメリットとしては、おしゃれではなくなること…ですね。
ショルダーバッグなど可愛いバッグに鍵をつけると、デザイン性が少し悪くなります。
私は上記の商品をAmazonで購入しました。Amazonだといろんな色が選べます
・スマホをポケットに入れない
お財布は言わずもがな、スマホをズボンや服のポケットなどすぐに取り出せるようなところに入れていてはスリに狙われる危険性が高まります。
私は、日本にいるときにはいつもスマホをズボンの後ろポケットに入れているので、リュックに入れたままだと使いにくいかな…と思いました。
しかし、リュックを前に背負うことによりすぐスマホを取り出せるため便利でした！
また、私はApple Watchを使っているのですが、経路はApple Watchで見ることが多かったので、スマホをリュックに入れていても全く不自由に感じませんでした。
・荷物を床やテーブルに置かない
食事中、ショッピング中などに、荷物を床やテーブルに置かないようにしましょう。
常に肌身離さず持っておくと、盗まれる可能性が下がります。
私も、ごはん中でも常にリュックを背負って、盗難対策を徹底しました。
お手洗いに行くときも、荷物をテーブルに置いたままにしないよう注意が必要です。
スマホもテーブルに置くことがないように注意しましょう。
テーブルに置くと、気づかないうちに盗まれているおそれがあります！
「スマホショルダーを使えば肌身離さず持っておけるしいいんじゃない？」とも思いましたが、
「スマホはここにありますよ」と悪い人たちに知らせているようなものですし、首を絞められるかもしれない…と考えて、海外旅行でスマホショルダーを使うのは危険！と判断しました。
それに、スマホショルダーはヒモを簡単に切断できるものが多いので、盗難対策としては不安が残ります。
・お金を分ける
お金を一か所にまとめていると、万が一盗難に遭った場合に一文無しになってしまいます。
私は、メインで使うお財布・カードケース（予備のお財布代わり）・セキュリティポーチに分けて持ちました。
セキュリティポーチは服の下に身につけるので、セキュリティポーチごと盗まれるリスクを最小限に抑えることができました。
日本円も、予備のお金としてセキュリティポーチに入れておくと、外貨を盗まれた際にすぐ両替できるので便利です
ただ、薄い服を着るときには、セキュリティポーチが透けて見えるおそれがあるので、夏の利用にはおすすめできません。
また、現金は少額しか持ち歩かず、常にクレジットカードで支払うようにすると、万が一紛失や盗難に遭っても被害が少なく済みます。
首下げタイプにも、ウエストポーチタイプにもなるセキュリティポーチです。盗難を防げるだけではなく、スキミング（クレジットカード情報の抜き取り）防止素材が施されているので安心感が違います！
【女一人旅の安全対策】お出かけ編
最後に、観光に行く際に気をつけるべきことを4つ解説します。
・飲み物や食べ物を残したまま立たない
飲み物や食べ物を残したままお手洗いに行くと、睡眠薬を飲まされて暴行・盗難などの被害に遭うリスクがあります。
お手洗いに立つ前に完飲・完食するように心がけましょう。
海外は危険という認識を常に頭に入れておくことが大切です
海外旅行は出会いの連続。
もしかしたら、現地で知り合った人と一緒に食事をすることもあるかもしれません。
自分がお手洗いに行っている間に、勝手に飲み物や食べ物を注文されるケースもあるでしょう。
このような場合、同じように睡眠薬を盛られている可能性が高いので、知らぬ間にテーブルに来ていた飲み物や食べ物などを口にしないこともポイントです。
・日の入り後は出歩かない
海外で日没後に女性一人で出歩くのは危険でいっぱいです。
視界が悪くなり周囲の環境にも気を配れなかったり、アルコールを飲んで気が大きくなる人が多くなったりするためです。
もしも夜間に移動しなければならないときは、人通りの多い道を選んで歩くようにすることが大事です。
Uberなどの信頼できるタクシー配車アプリを使うこともおすすめです。
流しのタクシーはぼったくりが心配。密室で二人きりになるのにもリスクを伴うので、配車アプリを使うことが必須です
・単独の男性に話しかけない
ショップやレストランの店員さん・ホテルのスタッフさんなどは別ですが、
道などを聞くときに、その辺にいる男の人に話しかけないようにしましょう。
私はおじさんにバスの乗り方や道などを聞いていたら、WhatsAppやInstagramのIDなどをしつこく聞かれました。
強く言えない性格なので、キャリーケースを持たれて、ホテルまでついてこられるハメに…。
出会いを求めていない限りは、単独の男性ではなく、女性やカップルに道などを聞くことをおすすめします。
単独の男性全員がしつこいとは限りませんが、気をつけるに越したことはありません。話しかけられても無視するほうがいいですね
・撮影を頼まない
せっかくの旅行なので、自分も写真に写って思い出を残したい気持ちはよくわかります。
ですが、スマートフォンやカメラなどを渡したら、それらを持って逃げられる危険性があるので、渡さないほうがいいです。
また、「写真撮影代をよこせ」とお金を要求されるケースもあります。
しかし、同じような観光客に撮ってもらうなら、被害の可能性は多少軽減できます。
私も、狭い場所で人も多く、走って逃げられる可能性が低い観光スポット（ガラタ塔）で、私と同じく一人旅風の男性と一緒に写真を撮り合いました。
ただ、万が一のことを考えるなら、誰にも渡さないほうが無難ですね。
女一人海外旅行の安全対策まとめ
今回女一人で海外旅行にした際に、実施した安全対策は下記の通りです。
安全対策を徹底すれば、女一人での海外旅行も危険ではありません。
無事に海外旅行を終えて楽しい思い出にするためにも、今回紹介した安全対策を実施して自分の身を守りましょう！
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